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JISめっき記号
アルマイト処理
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株式会社 
林メッキ工業所
 
新潟県長岡市
西新町2丁目5番8号 
TEL0258(32)1470 
FAX 0258(36)4058

めっき メッキ 無電解ニッケル アルマイト 硬質クロム 三価クロメート 
クロム 三価黒クロメート 硬質アルマイト カニボロン  エコ 環境 エコロジー 六価クロムフリー RoHs 鉛フリー Co2 ソーラー 温暖化 レスキュー ロボット
 


新製品のご案内
新製品 テフロン含有硬質アルマイト
商品名 テフハード
特徴
  • 柔軟な自己円滑油を有する球状のPTFE粒子が摺動の初期に皮膜表面から離脱することなく、薄膜状につぶされることで摩擦磨耗係数が減少して高潤滑特性が得られます。
  • すなわち、耐磨耗性のある緻密で硬い陽極酸化皮膜にPTFE粒子を化学吸着することで初期摩擦磨耗特性を向上させた硬質アルマイト処理です。
処理可能最大寸法

20t × 500 × 500 (但し20kg以内)
今後大きくする予定で検討中です。

処理可能膜厚 10〜50μm
(2000番台、ADC材は除く。尚、材質により生成可能膜厚は異なります。)
注意事項

重加重の影響で一旦表面が研削されると磨耗性は皮膜機能に左右されます。このため、強い耐磨耗性が必要な場合にはお問い合わせ下さい。硬度が得られにくい材質、皮膜の成長しにくい材質、例えば展伸材では2000番系合金等、ADC材等には不向きです。
また、未封孔処理の為、強い腐食環境の場合には適しません。

吸着機構

PTFE粒子は活性剤でミセルを形成して分散、静電気力で泳動し、処理品に吸着する。

表面状態


未封孔の潤滑処理表面


  



カニボロン

カニボロンは、低リン・低ボロンの高性能めっきで、無電解Ni-Pと無電解Ni-Bの両特性を有し、従来以上の多機能を持っています。特に、過酷な条件下での耐摩耗性に優れており、精密部品・自動車部品には最適です。

皮膜組成と特性
1. 皮膜組成: ニッケル97wt%以上、リン1〜3wt%、ホウ素1wt%以下
2. 耐摩耗性: 無電解Ni-Pの3倍以上と優れた特性を持っています。
3. 高硬度: めっきしたままでもHV750、熱処理によりHV1000前後になります。
4. 耐熱性: 無電解Ni-Pよりも耐熱性に優れており、高温に於ける使用にも充分適応できます。
5. 耐衝撃性:

皮膜は、強い靭性を持っており、硬度が高くても割れや脆さがでません。

6. 潤滑性: 摩擦係数は、無電解Ni-Pの2/3と優れており、摺動部や回転部の焼き付き防止に効果があります。
7. 高精度: 無電解めっきですので、指定膜厚に対して、±10%と精度が高く、膜厚の均一性を保つ事ができます。
8. ボンディング性: 耐熱性に優れ、強固な酸化膜を形成しない為、電子部品へのボンディング性や溶接性がよい。
熱処理温度と
硬度の関係

AKASHI HVK-G2 Handness Tester
荷重   25g
めっき厚   20μm
熱処理保持時間   60分
熱処理温度と
摩耗量の関係

SUGA NUS-ISO-3 Abrasion Tester
荷重   1500g
研磨紙   #2000
往復回数   300回
めっき厚   20μm
熱処理保持時間   60分
摩耗面積   12×30mm
加工応用例
  • 変速クラッチ
  • オートマチック変速装置
  • カムシャフト
  • バルブ
  • フランジ
  • 球面ベアリング
  • 歯車
  • スライド
  • 排気筒
  • ピストンリング
  • ピストンロッド
  • エンジン部品
  • フラップ
  • プリント基板
  • セラミック基板
  • ICヘッダー
  • ガラス金型
  • レンズ金型
  • コンプレッサー部品
  • 工具類 など
処理可能寸法
鉄系素材 20t × 縦400 × 横300 
アルミ系 20t × 縦350 × 横200
処理可能寸法を大きくできるように、ただ今検討中です。
処理可能材質 鉄・黄銅・銅・SUS・アルミ(AC、ADCは不可です)
注意事項

耐食性が通常のNi-P よりも少し劣りますので、強い腐食環境でご使用になる場合はご相談下さい。

その他、ご質問があればお気軽にご相談ください。